次世代の九州がんプロ養成プラン

修了者の声VOICE

長崎大学 がん専門医師・歯科医師養成コース  令和2年度修了者

現職 長崎大学病院・助手

行德 宏(長崎大学) 医師

私は、2020(令和2)年度に、長崎大学の「がん専門医師・歯科医師コース」を修了しました。

私は、日常の肺がん診療を行う上でより専門的な知識が役立つと考え大学院進学を決めました。そこで、がんプロコースを知り、上司の先生に勧められ選択しました。 地域実習では、往診を中心に地域の先生方による終末期の医療を見学させて頂き基幹病院とは違った役割、地域の先生方の熱意を感じることができました。オンライン授業では、自分のスケジュールで受講することができ、日常診療や実験と平行して受講できました。自分の大学だけでなく、他大学の先生方の講義を広く受講することができ、また自分の専門領域だけでなく臓器をまたいで勉強することで視野が広くなり、知識も増えました。緩和チームのカンファレンスへの参加では診察の要点や新規薬剤を含めた薬剤選択など大変勉強になりました。

私は、海外の学会発表や論文執筆などを行い、学位取得できました。今後「がん薬物療法専門医」の取得を目指しています。 現在、私は長崎大学病院助教として診療・教育・研究のスタートを切りました。 今後は、がんの世界の発展に貢献できるように日々の仕事や研究をがんばりたいと思っています。

(2020(令和2)年8月掲載)

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