次世代の九州がんプロ養成プラン

修了者の声VOICE

長崎大学・がん専門医師・歯科医師養成コース 平成31年度修了者

現職 長崎大学病院 呼吸器内科 助教

竹本 真之輔(長崎大学) 医師

私は、2019年度に、長崎大学の「がん専門医師・歯科医師養成コース」を修了しました。

私は、呼吸器内科医として特に肺がんを専門にしていきたいと考えていました。その上で、今だに難治性で未知の部分が多い肺がんと戦っていくには知識と経験が不足していると考えがんプロコースに入学しました。同コースでは、全国の名だたるがんプロフェッショナルの先生のe-learningをここ長崎で受講することができ、知識理論が大幅に飛躍しました。実習では外来化学療法や緩和ケア外来の見学を通じて病棟業務以外での、他科の先生がたの診療への取り組み方を学ぶことができました。在宅での終末期医療の見学・体験もあり、自分が紹介した患者さんの最後を想像する力がついたとも思います。また、実習を通じて多くの先生と知り合うことができ、その後の実地診療にも大きく役立ちました。コース在籍中にがん治療専門医の資格を取得し、がん薬物療法専門医にも挑戦予定です。また、がんプロコース入学後に博士号も取得することができましました。2019年9月現在、長崎大学病院呼吸器内科で助教として勤務させて頂いています。今後は、がんプロコースで学んだことを患者さんに還元し、がんの診療のプロフェッショナルを目指す後輩の指導を謙虚に行い、まだまだ未知の部分が多い肺がんの謎を少しでも解明するよう研究に邁進していく所存です。

本人:前列左

(2019(令和元)年9月掲載)

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