次世代の九州がんプロ養成プラン

修了者の声VOICE

大分大学・ゲノム医療研究者養成コース 令和4年度修了者

現職 大分大学医学部附属病院 消化器内科・医員

木下 慶亮(大分大学) 医師

私は、2022年(令和4年)年度に、大分大学の「ゲノム医療研究者養成コース」を修了しました。

初期研修終了後、大分大学消化器内科に入局し、3-8年目には市中病院で勤務しました。その中で、胆膵の分野に興味を持ち、難治癌である胆道癌や膵癌などの治療(化学療法)の効果の個人差があることに疑問を持ちました。そのような思いから、2019年(平成31年)に大分大学大学院医学系研究科博士課程に入学するとともに本コースを履修する事となりました。

コース在籍中にがん治療認定医、肝臓専門医、膵臓指導医、消化器内視鏡指導医の資格を取得し、胆道癌や膵癌の診療や治療を行う上での基礎的、専門的な知識を身につけることができました。

現在、私は大分大学医学部附属病院で胆膵治療を中心に日常診療に励んでいます。 今後は、胆膵領域の悪性腫瘍の予後を改善させることができるように、胆膵内視鏡医としてこのコースで学んだことを生かして、精進していきたいと思います。

(2023(令和5)年8月掲載)

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