次世代の九州がんプロ養成プラン

修了者の声VOICE

大分大学・ゲノム医療研究者養成コース 令和4年度修了者

現職 大分大学医学部附属病院・薬剤主任

岸本 隆宏(大分大学) 薬剤師

私は、2015年に大分大学医学部附属病院へ入職後、がんに関する研究を行っており、自身の研究をより発展させたいと考え2019年に大分大学大学院へ入学しました。本コースはがんに関するより専門的な知識を身に付けるため、同年より履修を希望いたしました。コースではe-learningで過去の講義を聴講することができ、業務や実験などで忙しい時でも空いた時間を利用してより専門的な知識を身に付けることができました。また、多職種連携や地域連携について学ぶ機会もあり、臨床現場におけるがん医療の質向上のためにその重要性を改めて実感しました。研究面においては、がんに関連した学会や講義への出張支援、論文の英文校正支援を行っていただき、最新の知識の習得と研究成果を発表することができました。

現在、私は大学院を修了し、がんに関わる業務・研究に従事しています。本コースおよび博士課程を履修したことで、これまでよりもがんに対する知識が深まり、多角的に考えることができていると実感しています。引き続き、薬剤師として医療に貢献するとともに、クリニカルクエスチョンを解決するための研究に取り組んで行いたいと考えています。

(2023(令和5)年8月掲載)

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