次世代の九州がんプロ養成プラン

修了者の声VOICE

ゲノム医療研究者養成コース

大分医学部附属病院消化器内科・医員

得丸 智子(大分大学) 医師

私は、2024年度(令和6年度)に、大分大学の「ゲノム医療研究者養成コース」を修了しました。

私は2020年に大分大学大学院医学系研究科博士課程へ進学し、それと同時に九州がんプロ養成プランの履修を開始しました。大学院では肝疾患のうち「脂肪肝」に関する基礎研究に従事し、直接的にはがんの研究ではなかったものの、肝臓の病態への理解を深めることで、肝臓がんとも関連する視点を育んできました。

がんプロ養成プランに参加したことで、消化器がんや肝臓がんに関する幅広い知識に触れる機会が広がり、特にプログラムの支援を受けて関連書籍を数多く購入し、最新の研究動向や臨床課題について自学を深めることができました。 このプログラムのおかげで、研究と臨床の両面から肝臓がんに向き合う姿勢が培われ、自らの進路にも大きな影響を与えてくれました。今後は、これまでに培った知識や経験を活かしながら、臨床・研究に邁進していきたいと考えています。

(2025(令和7)年8月掲載)

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