コース内容COURSE
九州大学次世代の病理学コース(正規課程)
- 大学名等
- 九州大学大学院医学系学府医学専攻
- 教育プログラム・コース名
- 次世代の病理学コース(正規課程)
- 対象職種・分野
- 医師
- 修業年限(期間)
- 4年
- 養成すべき人材像
- 九州沖縄においては、地域に根ざした病理診断医として、生検検体や切除検体の病理診断、術中迅速診断を適切に担える人材の充実が必要である。さらに近年急速に発展するがん組織の分子生物学的特徴を踏まえた個別化医療を実現するため、治療バイオマーカーとしての病理診断を実施し、さらには独創的な研究活動も行える病理診断医を養成する。
- 修了要件・履修方法
- 必修科目20単位以上、選択科目12単位以上、合計32単位以上の習得および臨床研究の経験
- 履修科目等
- <必修科目>
低年次共通科目(1単位以上)、がん専門医師養成共通教育科目(次世代の病理診断学など)(1単位以上)、実習科目臨床腫瘍学実習(12単位)、博士論文演習科目(6単位)など計20単位以上
<選択科目>
専攻コア統合科目 がん専門医育成コース入門(1)〜(4)(4単位)、専攻コア選択科目(8単位以上) - がんに関する専門資格との連携
- 日本専門医機構 病理専門医の研修施設に認定されている。
- 教育内容の特色等(新規性・独創性等)
- 医療施設毎に診断・治療に携わる診療科により、提出される検体は様々である。病理診断を広く熟知し、かつ医療施設の特長に対応可能ながん診療連携施設で活躍できる病理診断医を養成する
- 指導体制
- 九州の各医療圏における専門人材不足を解決するために、当該地域の医療者を対象として九州の教育施設で養成することは、課題解決には極めて効率的であり、講義、演習、実習、研究は本プラン所属の教員および関係講座所属の教員の協力体制にて実施する。
- 修了者の進路・キャリアパス
- がん診療連携拠点病院において病理診断を実践できるとともに、個別化医療のための新たなバイオマーカーを検索し、臨床研究などを立案・実践できる医師として活躍できる。
- 受入開始時期
- 令和6年4月
- 受入目標人数
※当該年度に「新たに」入学する人数を記載。
※新規に設置したコースに限る。 - R5年度
- 0
- R6年度
- 1
- R7年度
- 0
- R8年度
- 1
- R9年度
- 0
- R10年度
- 1
- 計
- 3
- 受入目標人数設定の考え方・根拠
- 福岡県および隣県の35(福岡県20)の地域がん診療連携拠点病院に病理専門医を6人ずつ配置することを目標にすると病理専門医187人(福岡県125人)のため今後6年間で病理専門医を5人養成する。過去の大学院志願者数及び入学ニーズ調査から隔年度1人の志願者が見込まれるため、受入れ目標人数を3人と設定。
- 連絡先
- 九州大学 医系学部等事務部総務課
ijsganpro@jimu.kyushu-u.ac.jp