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コース内容COURSE

熊本大学がん患者個別のライフステージ・QOLに応じたがん対策を推進するがん専門薬剤師コース(インテンシブコース)

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大学名等
熊本大学薬学部 薬学教育部
教育プログラム・コース名
がん患者個別のライフステージ・QOLに応じたがん対策を推進するがん専門薬剤師コース(インテンシブコース)
対象職種・分野
臨床薬剤師
修業年限(期間)
3カ月
養成すべき人材像
異なるライフステージの多様ながん患者(小児、壮年、高齢者など)に適したがん治療を推進し、がん薬物療法の治療効果および副作用モニタリング・多職種連携による集学的な痛みの治療・ケア等を通じて、より質の高い患者個別のがん薬物療法を実践し、がん患者のQOL向上に貢献することができる薬剤師
修了要件・履修方法
本教育プログラム・コースで定める講義を受講し、実際のがん薬物療法の実務・チーム医療に参加する。
履修科目等
講義
がん薬物療法に係る薬剤管理指導、副作用モニタリング、レジメン管理、外来化学療法時の服薬指導、緩和医療、TDMの実践、地域薬学ケアの実践
実務・チーム医療の実践
電子カルテによる診療情報把握とSOAP記録、抗がん剤調製、疼痛マネジメント外来化学療法カンファレンス参加、レジメン管理・登録、TDM(血中濃度測定)
がんに関する専門資格との連携
・日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師研修事業 研修施設
・日本医療薬学会  がん専門薬剤師認定制度がん専門薬剤師 研修施設
・日本医療薬学会  地域薬学ケア専門薬剤師 研修施設
教育内容の特色等(新規性・独創性等)
がん薬物療法の系統講義および実務・チーム医療の実践を行い、様々なライフステージの患者の特性に対応した、がん患者のQOL向上を目指したより効果的ながん薬物療法の実践を可能とする教育を行う。多職種連携による集学的な痛みの治療・ケア、外来化学療法センターとの連携、地域薬学ケアの実践により、患者に対して個別にかつ高度ながん治療を実践することが可能になり、がん治療の均てん化に貢献できることが特色である。
指導体制
がん薬物療法に関する高度な知識・技術を有した以下の薬剤師・教員らが指導する。
・日本医療薬学会認定 がん指導薬剤師、がん専門薬剤師
・日本病院薬剤師会認定 がん薬物療法認定薬剤師
・日本臨床腫瘍薬学会認定 外来がん治療認定薬剤師
修了者の進路・キャリアパス
本コースを修了した薬剤師は、日本医療薬学会(がん指導薬剤師、がん専門薬剤師)、日本病院薬剤師会(がん薬物療法認定薬剤師)などの認定取得を経て、がん領域における薬物療法等についての高度な知識と技術を用いて、医療機関において質の高いがん薬物療法の促進に貢献する。
受入開始時期
令和6年4月
受入目標人数 ※当該年度に「新たに」入学する人数を記載。
※新規に設置したコースに限る。
R5年度
0
R6年度
1
R7年度
1
R8年度
2
R9年度
2
R10年度
2
8
受入目標人数設定の考え方・根拠
熊本県内の日本医療薬学会認定がん指導薬剤師が4人のため今後6年間で6人養成することを目標とする。また、新たに熊本県内の日本病院薬剤師会認定がん薬物療法認定薬剤師の養成にも取り組むことも考慮し、受入れ目標人数を8人と設定した。
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