コース内容COURSE
長崎大学がん個別化医療専門医師・歯科医師養成コース（博士課程）
- 大学名等
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 医療科学専攻、放射線医療科学専攻
- 教育プログラム・コース名
- がん個別化医療専門医師・歯科医師養成コース（博士課程）
- 対象職種・分野
- 医師、歯科医師
- 修業年限（期間）
- 4年
- 養成すべき人材像
- 免疫チェックポイント阻害薬やCAR–T療法などを中心としたがん免疫療法とその有害事象に対応できる専門医療人、がんゲノム医療に基づいた分子標的薬等の治療の開発や的確な治療法にの選択を担う専門医療人
- 修了要件・履修方法
- 本教育プログラム・コースで定める科目について、必修科目8単位、選択科目24単位以上、計32単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、博士論文の審査及び最終試験に合格すること。
- 履修科目等
- ＜必修科目＞
集学的がん治療学特論（4単位）、がん個別化医療実習（2単位）、包括的腫瘍学特論（基礎編）（1単位）、研究支援科目（8単位）、論文研究（8単位）等
＜選択科目＞
研究支援科目（6単位以上） - がんに関する専門資格との連携
- がん薬物療法専門医（日本臨床腫瘍学会）、がん治療認定医（日本がん治療認定医機構）の研修施設として認定。
- 教育内容の特色等（新規性・独創性等）
- 緩和ケアセンター、放射線科、病理診断科、アイソトープ診断治療学等を含めた診療科横断的な連携、さらには薬剤師・看護師・理学療法士等の多職種連携に基づいて教育を行う。また、在宅医療で先進的取り組みを行っている長崎市医師会Dr.ネットやがん離島中核病院の協力のもと実習を継続して行うことで、地域・僻地医療を理解し、将来的に地域に定着する医療者の育成を目指す。
- 指導体制
- 本学大学院医歯薬学総合研究科の教員、研究員や大学病院のがん専門薬剤師、がん看護専門看護師、がん関連認定看護師、臨床検査技師、臨床遺伝カウンセラー等による指導を行う。新たな治療法の開発や共同研究に関しては、必要に応じて主幹大学の九州大学と連携して指導にあたる。
- 修了者の進路・キャリアパス
- 県内のがん診療連携拠点・推進病院、がんゲノム医療拠点病院や連携病院だけでなく、関連施設においても、免疫チェックポイント阻害剤や分子標的薬の適正使用の指導的役割を果たす専門医を育成し、地域定着をはかる。
- 受入開始時期
- 令和6年4月
- 受入目標人数
※当該年度に「新たに」入学する人数を記載。
※新規に設置したコースに限る。 - R5年度
- 0
- R6年度
- 2
- R7年度
- 2
- R8年度
- 2
- R9年度
- 2
- R10年度
- 2
- 計
- 10
- 受入目標人数設定の考え方・根拠
- 過去の大学院志願者数及び入学ニーズ調査から毎年度2人の志願者が見込まれるため、受入目標人数を10人と設定。