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コース内容COURSE

琉球大学痛みの治療・ケア、がん関連学際領域等を担う地域実践型がん看護専門看護師コース

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大学名等
琉球大学大学院医学研究科、保健学研究科
教育プログラム・コース名
痛みの治療・ケア、がん関連学際領域等を担う地域実践型がん看護専門看護師コース
対象職種・分野
琉球大学大学院 保健学研究科(前期課程)大学院生
修業年限(期間)
2年
養成すべき人材像
島嶼沖縄県は、特に離島地域においてがん医療に精通した医療人材が不足しており、がん治療、緩和ケアなどがん医療の均てん化が課題である。離島医療は医師だけでなく看護職者が担う役割も大きく、がん医療の総合的な知識を有し、多職種をまとめてがん対策を推進することができる地域実践型がん看護専門看護師の養成を目指す。
修了要件・履修方法
がん看護専門看護師コースは、保健学研究科博士前期課程に2年以上在学し、計52単位以上を取得し、必要な研究指導を受けた上、学位論文の審査及び最終試験に合格すること。
履修科目等
【がん看護専門看護師コース(52単位)】
<共通科目(14単位)>
看護管理学特論(2単位)、看護理論特論(2単位)、他10単位
<専攻分野共通科目(6単位)>
がん治療学特論(2単位)、がん看護学特論(2単位)、他2単位
<専攻分野専門科目(8単位)>
緩和ケア特論(2単位)、緩和医療学特論(2単位)、他4単位
<実習科目(10単位)>
がん看護学特別実習Ⅰ(2単位)、他8単位
<必修科目(14単位)>
保健学特論(2単位)、保健学研究方法(2単位)、特別研究(8単位)、他2単位
がんに関する専門資格との連携
日本看護系大学協議会による高度実践看護師教育課程(がん看護専門看護師教育課程)として認定を受けている
教育内容の特色等(新規性・独創性等)
・がん看護専門看護師コースでは、がん診療連携拠点病院等のがん看護専門看護師や多職種(疼痛治療専門医、緩和医療専門薬剤師、理学療法士、作業療法士、栄養士、ケースワーカーなど)を活用した連携教育を行う
・遠隔テレビ授業システムを活用し、沖縄県立看護大学大学院、名桜大学大学院との単位互換制度による授業の相互受講を行い、専門看護師を目指す大学院生間の交流、各地域におけるがん医療や緩和ケアの現状・問題点、地域/多職種連携のあり方等に関するディスカッション、事例検討会等を行うことで、将来のがん看護専門看護師間のネットワークづくりを図る。
指導体制
がん看護専門看護師コースは、日本看護系大学協議会による教育課程の認定を受けたコース責任者(照屋典子)が、県内のがん診療連携拠点病院(琉球大学病院、沖縄県立中部病院等)や地域のがん診療病院の専門看護師、認定看護師等、及び沖縄県立看護大学大学院、名桜大学大学院の看護教員との連携、協力により教育、指導にあたる。
修了者の進路・キャリアパス
コース修了生に対しては、がん看護専門看護師の資格取得に向けてのスーパーバイズを行い、専門資格取得後は、県内のがん診療連携拠点病院や地域がん診療病院、在宅ケアにおける役割が十分発揮できるよう、県内3看護系大学の専門看護師によるネットワークを活用した継続教育や研究支援を行う。
受入開始時期
令和6年4月
受入目標人数 ※当該年度に「新たに」入学する人数を記載。
※新規に設置したコースに限る。
R5年度
0
R6年度
1
R7年度
1
R8年度
1
R9年度
1
R10年度
1
5
受入目標人数設定の考え方・根拠
過去の大学院志願者数及び入学ニーズ調査から毎年度1人の志願者が見込まれるため、受入れ目標人数を5人と設定する。
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