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コース内容COURSE

熊本大学研修医・大学院一体型がん専門博士養成コース

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大学名等
熊本大学大学院医学教育部
教育プログラム・コース名
研修医・大学院一体型がん専門博士養成コース
対象職種・分野
熊本大学大学院医学教育部大学院生、一般医師、後期研修医 等
修業年限(期間)
4年
養成すべき人材像
・リサーチ・マインドを持ち、かつグローバルな視点で研究を推進することができるがん専門医療人。
・研修医からシームレスで大学院に進学することにより、研修早期のより若い年代で 臨床・研究のバランスのとれたがん専門医療人
・がん患者の疼痛管理や終末期医療に関する最新の情報に精通し、その知見を個々人のがん治療に応用することができるがん専門医療人
・消化器がんに起因する循環器・腎疾患の症例を多く経験し、その関連に関して包括的な知識を有し、その診断・治療に生かすことができるがん専門医療人
修了要件・履修方法
・必修科目14単位以上、選択必修(臨床指導科目)8単位以上、選択科目8単位以上、計30単位以上を履修すること。
・e-learningシステムにて一部の授業を受講する。
履修科目等
<必修科目>
講義科目(2単位)、実践Ⅰ(10単位)
集学的がん治療学・緩和ケア学実習(初級)(2単位)
<選択必修(臨床指導科目)>
がん外科療法学実践Ⅲ、がん放射線治療学実践Ⅲ、緩和ケア学実践Ⅲ、がん化学療法学実践Ⅲ、その他2科目(各科目8単位)
<選択科目>
腫瘍先端医学理論Ⅰ(2単位)のみ必ず選択。
がん治療学理論(2単位)、腫瘍先端医学理論Ⅱ(2単位)、その他多数。)
がんに関する専門資格との連携
日本がん治療認定医機構認定研修施設、日本臨床腫瘍学会認定研修施設、日本医療薬学会がん専門薬剤師研修施設として認定。
教育内容の特色等(新規性・独創性等)
・研修医・大学院一体型消化器がん専門博士養成コースは、初期臨床研修医として研修に従事しながら、社会人大学院学生として研究に従事することをができるため、研修早期からの臨床・研究のバランスのとれたがん専門医育成が可能となる。
・がんの終末期医療についての勉強会、セミナーを定期的に開催する。また、それを臨床応用につなげることを目標とし、最終的には地域医療でのがん終末期医療に貢献できる人材の育成を目指す。
・多くの消化器におけるがんの症例数を確保することができるため、それらの臨床データ、サンプルを用いて、消化器がんの病理診断や腫瘍循環器学や腫瘍腎臓病学に関して網羅的な検証を行うことが可能である。
・海外のトップクラスの研究機関との国際研究ネットワークに参加することにより、グローバルな視野をもつ研究者の育成を目指す。
指導体制
がんに関わる専門資格を有する研究指導教員・研究指導補助教員を研究内容、専攻分野に応じて配置し、個々の大学院生の研究に即した指導体制を整備している。さらに、海外のトップクラスの研究機関との国際研究ネットワークが構築されており、国際共同研究を推進することも可能である。
修了者の進路・キャリアパス
本教育プログラムで研修することで、より高度ながん診療が実践でき、がんに関する多くの専門資格を取得することができる。また、消化器癌(食道癌、胃癌、大腸癌、肝臓癌、膵癌など)に関する様々な分子学的変化に関する検証を行い、多くの学会、論文で報告することができ、キャリアパスに繋がる。さらに、国際研究ネットワークに参加することにより、将来的に海外研究機関への留学なども可能となる。
受入開始時期
令和5年10月(予定)
受入目標人数 ※当該年度に「新たに」入学する人数を記載。
※新規に設置したコースに限る。
R5年度
4
R6年度
4
R7年度
4
R8年度
4
R9年度
4
R10年度
4
24
受入目標人数設定の考え方・根拠
過去の大学院志願者数及び入学ニーズ調査から毎年度4人程度の志願者が見込まれるため、受入れ目標人数を24人と設定。
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