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活動報告

【九州】「令和2年度 第2回先端医用量子線技術科学コース講演会」を開催しました

内 容/

 本講演会は保健学部門医用量子線科学分野の学生及び卒後教育として、放射線治療・画像診断に関わる医療従事者を対象として毎年開催しています。令和2年度 第2回は2021年1月9日(土)13:00~17:00の日程で、3名の講師をお迎えして、Zoomによるオンライン講演会を以下の内容で開催しました。

 

 

講演1 大分県立看護科学大学 甲斐 倫明 先生

「実効線量の意味合いとその適用について」

 

講演2 福岡大学病院 長町 茂樹 先生

「核医学update -radiotheranosticsについて-」

 

講演3 藤田医科大学 寺本 篤司 先生

「がん診療および治療における人工知能の応用とその可能性」

 

 

 甲斐先生は放射線防護、長町先生は核医学、寺本先生は画像情報のAI応用についてご講演いただきました。がんの診断・治療分野の様々な観点からの興味深い内容で、参加者にとって有益な情報を数多く得ることができ貴重な機会となりました。

 

 本講演会は九州大学大学院医学系学府医学物理士・放射線治療品質管理士養成コースの医学物理教育として医学物理認定機構から認定を受け、受講者に認定証を発行しています。 例年は病院キャンパス内で開催していますが、今年度はオンライン講演会として開催し、九州各地、徳島、大阪、愛知他、全国から参加登録があり、当日は96名がご参加くださいました。

 

 新ニーズに対応する九州がんプロ養成プランのご支援の下、令和2年度はオンライン講演会を2回開催することができました。講師の先生方、ご参加くださった皆様、講演会開催に尽力くださった皆様に心より御礼申し上げます。 来年度も医用量子線科学分野の学生はもとより、卒後教育として放射線治療・画像診断に関わる医療従事者にとっても、有益な情報を共有できるような講演会を企画したいと思います。  

 来年度も医用量子線科学分野の学生はもとより、卒後教育として放射線治療・画像診断に関わる医療従事者にとっても、有益な情報を共有できるような講演会を企画したいと思います。

 

 

(文責:九州大学大学院医学研究院 保健学部門量子線科学分野 教授 有村 秀孝)