新ニーズに対する九州がんプロ養成プラン 新ニーズに対する九州がんプロ養成プラン

修了者の声

医師向け

九州がんプロフェッショナル養成プラン
福岡大学・がん薬物療法専門医(日本臨床腫瘍学会)養成 インテンシブコース
石塚 賢治 医師

私は2008(平成20)年度九州がんプロフェッショナル養成プラン、福岡大学がん治療認定医養成インテンシブコースを受講・修了した。

私は大学を卒業した20年以上前、血液内科の研修をしながらがん化学療法にも興味を持っていたが、当時は腫瘍内科医という概念はまだ普及しておらず、残念ながら十分な学習をするチャンスはなかった。日本で日本臨床腫瘍学会が設立された直後の2003年から米国に留学したが、medical oncologistの活躍を目の当たりにしながら、日本でも認定医制度が確立されたことを知り、日本の臨床腫瘍学の確かな進歩を感じながら帰国したことを覚えている。

日本臨床腫瘍学会のがん薬物療法認定医取得を目指し受講したのが本プランである。所属する福大病院腫瘍・血液・感染症内科は広範な固形腫瘍・造血器腫瘍を取り扱っており、他科をローテーションすることなく、所属する一つの診療科のみでがん薬物療法認定医取得に必要な症例を経験できる国内でも数少ない診療科であると自負している。実際に直近の2年程度の日常診療での経験だけで必要な症例を十分に経験できた。研修医から指導医までの多世代が揃って行われるモーニングカンファレンスでの入院症例、問題症例の検討は非常に教育的であった。また、院内他科と行う呼吸器・消化器・乳腺・腫瘍病理のカンファレンスは個々の症例への多方面からの検討が行われ非常に参考になった。

がん治療認定医養成インテンシブコースが新たに認定医取得を目指す者にとって有用であるとともに、その教育を通して認定医を既に取得した者の持続的な教育にとっても有効に活用されることを期待したい。